中小企業診断士は国家資格であるため、専門学校の講義や通信講座を受講して勉強することをおすすめします。
しかし、独学でも資格の取得は可能です。
中小企業診断士の合格率は4%の超難関!
ある資格の専門学校がまとめる合格率のデータを見ると、年によって多少の違いはあるもののおよそ4パーセントでした。
中小企業診断士の試験は1次試験と2次試験に分かれているため、1次試験は大体20パーセントの合格率、2次試験は1次試験の合格者の中のおよそ20パーセントの合格率です。
一見20パーセントの合格率があるのでは?と錯覚しがちですが、計算してみると最終的な合格率は4パーセントになります。
かなり難しい試験だということを認識して、合格率を上げるためには専門学校や通信講座を受講して勉強すると良いでしょう。
独学で勉強することも可能な試験
しかし独学による勉強法がまったくないわけではありません。
専門学校や通信講座を受けることに比べて合格率は下がりますが、独学で合格する方もいらっしゃいます。
講座を受講することは義務付けられていない
まず中小企業診断士の試験には、受験資格は特にありません。
1次試験と2次試験に分かれており、受験者は例外を除いて1次試験から受験することになります。
つまり受験資格を満たすために、認定を受けた資格の講座をクリアする必要がないのです。
すべての科目で4割以上の得点が必要!苦手科目を重点的に学習して
中小企業診断士の試験を難しく感じている人には、以下のような原因があるのではないでしょうか。
まず1つ目に、科目数が多いことです。
試験をクリアするためにすべての科目をマスターするためには、1年間の勉強だけでは足りないかもしれません。
しかしクリアの基準ですが、全科目通算で6割以上かつ4割未満の点数の科目がないこと、と決まっています。
そのため独学で得意科目を重点的に勉強し、苦手科目は4割未満にならないように勉強法を工夫すれば良いでしょう。
記述試験対策をしっかり行うこと
2つ目の原因は、2次試験が記述式であることです。
1次試験はマークシート式であるため、運が良ければ苦手な分野の問題でも正解する場合もあります。
しかし記述式は自分で答えを書かなければならないため、慣れておかなければ難しいかもしれません。
独学の場合の勉強法ですが、普段からビジネスニュースなどをチェックし内容を100字程度に要約する練習をすると良いでしょう。
とにかく自分で書けるようになる訓練をすることが、合格への近道となるでしょう。
点数を稼ぎやすい科目を狙う、普段から自分で考えて書けるように練習する、などが勉強法のポイントです。
独学でも自分を信じてコツコツと勉強を進めれば、中小企業診断士になるという夢が叶うかもしれません。
まとめ
- 中小企業診断士の合格率は4%の超難関試験です。
- 独学で勉強することも可能な試験です。
- 講座を受講することは義務付けられていないのですべて独学でも可能です。
- すべての科目で4割以上の得点が必要ですので、苦手科目を重点的に学習することが大切です。
- 記述試験対策をしっかり行いましょう。
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